大多数のランナー、走らない人も左右どちらかの足首が捻れています。
実は、これはランニングのせいではなく、生きてきた年月経過の影響で癖が足首にあるということです。
それは足首だけでなく膝、股関節、肩、肘などあらゆる部位に癖はあります。
だから、歩くときにも足首は捻れたまま歩いているということです。
ランナーは根本的には足首の捻れを改善することが必要不可欠です。
歩くだけでは足首周りは痛くない、でも走ると痛くなるのはそれだけランニング動作の運動負荷が強いからです。
1回のランニングで1万歩として、片足に5000回の着地衝撃が足裏から足首にかかるわけです。
月間10日走れば、両足では10万回の負荷になり1年なら12万回とになります。
すごい数字ですよね!
あなたが快適なランニングを続けたいと考えるなら、大切すぎる足首の癖を直しながらランニングをすることが賢明なことです。
からだは全てつながっていて、ウォーキング、ランニングも全ては連鎖運動です。
足首の捻れ→ 膝の捻れ→ 股関節の捻れ→ 骨盤の歪み→ 胸郭、肩甲骨の捻れ→ 首の歪み
上記のようにからだはねじれることでバランスを保っているとも言えます。
ランニング、ウォーキング、様々なスポーツ、日常生活でからだのある部位に痛みが出る場合、その捻れのストレスが特定の部位に集中砲火されてしまったようなイメージです。
特に足首は細かい組織に包み込まれています。足首の捻れは日々、筋肉、筋膜、骨、骨膜、靭帯や腱組織に多大なストレスを与えてしまいます。
自分ではわからない足首のねじれや癖をこれまでたくさんみてきました。
癖は意識することである程度は改善可能です。