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【実例⑥】トレイル100キロ完走ランナーのアキレス腱炎

先日、トレイル100キロを完走した男性のお客様(nさん)のランニングフォームとパーソナルトレーニングを担当しました。

 

トレイル100キロ完走とは、とてつもないことをやり遂げているわけです。

 

nさんの症状は、

右アキレス腱炎、左股関節横側の鈍痛です。

 

ランニングマシンでフォーム確認したところ、

全体的には良い感じで走れていましたが、

①右脚着地時のオーバープロネーション

②着地時のブレーキング要素がやや強い

という診断をしました。

 

①の影響で右アキレス腱の炎症が起こり、左股関節に付着する中臀筋が張っていたという診断です。

上記の部位にストレスがかかるのは結果論であり、

サボっている部位があるからそうなると言う事をお伝えして、

ある特別なエクササイズをランニング前に行うように指導させていただきました。

 

②については、技術的なことで正直簡単ではありません。

それを改善するためにお伝えした事は、おそらく95%以上の市民ランナーは知らないことです。

1日でできる事ではないのですが、繰り返しイメージして練習するようにお伝えしました。

 

多くのランナー【トレイル、フルマラソンウルトラマラソン】が厚底シューズを履いて走っています。

厚底のメリットはなんでしょうか?

 

多くのランナーは、

・長い距離を走る時に着地の衝撃を和らいでくれる

・爪先着地になりやすいから反発力が出る

と思っていると、推測しています。

 

これが大きなデメリットなんですね。

 

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nさんの富士登山競走を心より応援したいと思います。

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