先日行われたベルリンマラソンで女子の世界記録が更新された。
これだけあらゆることが進化しても、
日本も女子マラソンは18年間もの間、野口みずき氏の日本記録を更新できていないのが現実だ。
あらゆることとは、
シューズの進化、栄養学、トレーニング論、マラソンの練習方法などだ。
2021年3月の記事↓
以下は野口氏の記事抜粋↓
なぜ、怪我のリスクを恐れてしまうのか。
野口さんは「子ども時代の過ごし方」を一因に挙げた。「私たちの時代は幼少期に外で遊ぶ人が多く、体が強かったような気がします。もちろんリスクとは隣り合わせですが、なんとか乗り越えて継続して練習ができていました」。子どもは日光を浴びながら運動することで骨がつくられ、基礎体力や運動能力も向上する。しかし、時代とともに生活習慣が変わった。
私の見解も、生活習慣が昔と違うことは大きいと感じる。
暑さで外で遊ぶことは少なくなり、外はほとんどがアスファルトだらけで贅沢なシューズを子供の頃から履いている。
子供の安全のために、地方では何かあれば親がすぐに車で迎えに行くからなおさら歩かない。
少し暑ければエアコンをつける、寒ければ暖房を入れるから家の中も快適。
日本人は子どもでもジャンクフードを食べ、姿勢が悪い子供が多い。
エチオピアやケニアは基本的に貧困であり、高地生活で心肺機能も自然に鍛えられている。
何より基本的に、土の上での生活でバランス感覚や足裏が鍛えられる。
そして、遠い小学校まで走ったりしているらしい。
ケニアランナーの記事↓