『ランナーの走りとからだを解決に導くRun Grow 』

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【実例39】30代男性・両ひざお皿下の痛み❗️改善コンディショニング

先日、飛び入りで30代男性ランナーのコンディショニングを行いました。

 

こちらのプランからご予約↓

moshicom.com

 

お客様の症状は、両ひざのお皿の下の痛みです。

 

日常生活では問題ないものの、ランニングでは10kあたりから痛みや違和感が出てくるとのことです。

いわゆる反復動作によるストレスです。

また、坂道ランニングでは上りは大丈夫だが下りで痛みが出るとのことです。

 

これはどういうことか?

 

身体の検査をしたところ、

ハムストリングスがかなり硬いのに大腿四頭筋は弱く緩い(柔らかすぎる)

・表裏の筋のアンバランス

・下り坂ランニングで大腿四頭筋が弱いと膝の不安定性が出やすくなります。

 

②反張膝になっていたこと

・大腿骨と脛骨の関節のアンバランス

 

③胸椎がやや後弯しているため腰が落ちて走っていると想像できること

ハムストリングスが硬く、スクワットをした時に骨盤前傾が苦手だったことから推測

 

ランニングフォームは見ていないので、コンディショニングの課題は↓

ハムストリングスのストレッチとハムストリングの筋を使うブリッジ

・ワイドスクワットで大臀筋、内転筋群、大腿四頭筋の強化

 

コンディショニング前に屈伸をしたところ痛みがありました。

またうつ伏せで膝の曲げ伸ばしをしても痛みがある状態でした。

これでは走ると痛いのは当然です。

 

まずは、ハムストリングスを手技でほぐし、

ストレッチで可動域を回復させて、

ブリッジでハムストリングスの収縮を促し反張膝を改善したところ、

再度上記のことをやって頂いた結果、膝の痛みは消失しました。

 

お客様はまだ30代前半でランニング歴は浅く、これから身体とランニングフォームがよくなることでまだまだ伸びしろはあります。

2024金沢マラソンにエントリーしており、歩かずに完走したい目標があります。

 

コンディショニング後にメールをいただき、

『大変勉強になった、また予約させていただきます』との感想をいただきました。

 

写真の赤い丸印が膝蓋靭帯です、ここに炎症が起きていたと推測

 

 

触診したところ、ハムストリングスは特に左側の外ハムが硬結状態だった↓