サブ4はすでに達成している、
これからサブ3:45やサブ3:30を狙いたい。
しかしながら、上り坂が苦手で平地を走っても腿の前側(大腿四頭筋)ばかり疲れるというランナーには役に立ちます。
なぜ、苦手なのか?
坂道練習をしないからか?階段を登らないから⁉️
『やらないことはできなくなる』という原理から考えれば、もちろんそれもあるでしょう。
下記の図を見てください。
右脚が上がるには左脚の筋肉が強くないと右脚は高く上がりません。
左脚にある赤色の中臀筋、内転筋群が強ければ骨盤が安定して左脚は高く上がります。
左脚での着地が安定することで、大臀筋やハムストリングスも正常に働くため、
大腿四頭筋だけで頑張ることは少なくなり、レース後半でもも前のケイレンなど失速が防げるでしょう。
人の身体には動作のメカニズムというものがあります。
加えて、体幹の安定性(筋力が強い)も高ければなお安定した動作になるでしょう。
この動作が坂道を走る時、階段を登るときにに必要不可欠な動作になります。
出典【医道の日本社・強める臀筋】
ランナーの中臀筋と内転筋群は意外にも鍛えられていないのが実情です。
走ることは好きでも筋トレが嫌いなランナーは多いので、ここを変えることができれば坂道の走力は上がり、ランニングフォームも遥かに良くなるので故障までも減らすことができます。
明日のために、未来のためにも中臀筋と内転筋群を強化しましょう。
(イディアル金沢のスタジオでは、すでにランナーのお客様が整体コンディショニングだけでなく、左右バランスを見極めての弱点強化のトレーニングも行っています)
・高齢になっても階段が昇り降りできればどこへでも旅行に行けるでしょう。
日光東照宮のキツイ階段【筆者撮影】