春のふくい桜マラソンに向けて良い練習を継続しているお客様(mさん)がいます。
しかしながら、1ヶ月前ぐらいに右膝内側の違和感を発症
スピードを抑え気味のランニングはできるものの、右ハムストリングスや内転筋のストレッチをする時や階段の下りで患部に違和感があり、私の判断で一時的にランニングを中止させました。
スタジオコンディショニングで検査したところ、
右鵞足部に緊張状態があり、鵞足部に関わる筋肉の正常化を図るように手技で緊張を解きほぐしました。
◎関連する筋肉 ↓
半腱様筋、半膜様筋、縫工筋、大腿二頭筋、腸脛靭帯、大殿筋、内転筋群、腓腹筋
鵞足(ガソク) → 写真参照・膝内側、ふくらはぎ内側上部あたり
問題はなぜ、右の鵞足部だけに違和感を生じたか?とうことです。
mさんは5年以上にわたりランニング指導とスタジオコンディショニングを継続いただいてます。
やはり、身体の特徴(硬い部位、弱い部位、左右バランスの違いなど)とランニングフォームや元々の身体の癖が影響しています。
・右脚全体の筋力が左側より弱いこと
・右膝の関節にねじれがあること(右脛骨の外旋)
・重心が右脚にうまく乗れないこと(左脚に乗りすぎてしまうこと)
上記の特徴を改善するために筋トレも頑張って行っていますが、ランニングの走行距離の蓄積疲労が出たのもあるでしょう。
早期回復のためにやるべきことは、
改善ストレッチや筋肉をほぐすだけでなく、右内側ハムストリングスに力が入らない状態にもなっていたためその部位を強化する筋トレもメニューに追加しました。
すると、二週間程度で痛みも回復してきてランニングができるようになりました。
患部が痛くてもできる筋トレはあるわけで、筋肉の正常化を早期に図ったことが良かったということです。
大会に向けて練習をしていたのに故障して練習が計画通りできなくなるほど悔しいことはありません。
患部の早期の回復ができれば練習も早く再開できるので走力低下を最小限にできるのです。
半年、一年が貴重な時間であり、マラソン大会にベターなコンディションで臨みたいのがランナーです。
そのサポートをすることはプレッシャーもありますが、
mさんのように私を頼っていただけるお客様の期待、そして」お客様の大会への想いに応えたいといつも思いながら仕事をしています。
定期的な身体のケア・全身調整→多くのお客様が利用
・マラソン大会前の疲労抜きのケア→1〜2週間前に受ける方が最も多い
・効率的なフォームに改良するランニング指導(撮影付)→撮影すると改善点が明確になります
・身体の痛みや違和感を減らす根本的解決になるコンディショニング指導→早めにした方が良い
・ランニングレベル向上のコンディショニングのみなど、あなたの目的にカスタマイズ対応が可能です。
🌸あなたの良き未来のランニングライフのために、未解決の課題を解決に導くサポートをいたします。
相談・お問い合わせは、
公式LINE『モトマチrunning』を追加ください ↓
・金沢市営陸上競技場での単発参加型ランニング講習会のご案内も配信しております。
鵞足部の図 膝の内側を通過して脛骨内側に付着しています