ランニングで股関節周り【股関節前、おしり】が痛くなるのは何故か?
結論は『 着地の衝撃を全身で吸収できていない 』 からです。
あなたは、どこで着地の衝撃を吸収しながらランニングしているのか?
感じたことはありますか?
❶足首
大きなパワーを発揮できない関節です。
❷ひざ
❶よりパワーは発揮できますが使いすぎや誤用(ねじれている)すると痛くなります。
❸股関節
❷よりパワーは発揮できますが、ひざに力みがあり体幹が使えてないと、ここだけ使いすぎになります。
❹体幹
さて、問題は9割の市民ランナー【アスリートも7割ぐらい】ここの使い方が上手くできていません。
何が上手くないのか?
多くのランナーが『 体幹を固めすぎ 』なんですね。
脊柱(頚椎〜仙骨)までは大きな力を発揮できて、クッション性もあるものです。
いわゆる背骨をガチッと固めて走ると、着地の衝撃を背骨で受け止めることが難しく、結果的に股関節に衝撃が増えてきます。
衝撃の反復ストレスが股関節周囲の炎症につながるということです。
着地時の右足に体幹から乗せていますね、右肩がさがっているのは背骨が動いているからです。
日本人で言えば、大迫選手が一番理にかなった体幹の使い方をしています。
他の選手は体幹を固めていますが、大迫選手は背骨をクッションのように動かしながら走っているのです。
MGCの動画を見ればなんとなく感じると思います。