この季節、山⛰でトレーニングランニングや登山をする方が増えていると思います。
私もトレイルレースに出場したことがあります。
トレイルはロードと違います。
❶路面がアスファルトではない
❷上りも下りもカーブが多いコースである
❸多くのトレイルランナーがザックを背負っているということ
今回は❶と❷について考察します。
❶の路面が比較的柔らかいので、着地時に沈みやすいということになります。
沈みやすい→足首と膝が曲がりやすい🦵→スネとふくらはぎ、膝の前後方向にストレスが増すということになります。
あなたは、トレイル後に膝や足首周りを痛めたことはありませんか?
【膝のお皿の下、膝の後ろ側、アキレス腱、足裏などです】
❷のカーブが多いということは着地時に左右バランスが崩れやすいということです。
足首には当然、内側や外側のストレスがかかりますので、後脛骨筋や腓骨筋にストレスがかかります。
シンスプリントや腓骨筋炎に悩むトレイルランナーが多いのも納得できてしまいます。
また膝の外側🦵と内側にも筋肉や関節のストレスがかかります。
外側には腸脛靭帯、内側には鵞足部があるので腸脛靭帯炎🔥や鵞足炎🔥にりやすいのもトレイルランニングの特徴ともいえます。
徹底的に鍛えるべきは、
体幹の左右バランス、
足首の左右バランス、
肩の左右バランス、
なんですね。
ただ、プランクをしていても骨盤が回旋していたり、
足首にねじれがあればスクワットをしていても左右バランスが崩れた状態です。
背中と肩のトレーニングも、強い腕と弱い腕(利き手)があるので両手同時のトレーニングは不向きとなります。
カーブを走る時に、利き手である強い肩や腕を使いすぎている可能性があるということですね。
腕の左右バランスが股関節や足首の動きに波及します。
難しいことを言っているようですが、自分の身体の本当の癖を理解していればわかることです。
専門的なトレーニングは、プロアスリートだけでなくチャレンジングなランナーにもおすすめしています。