先日2024年の東京マラソンが終了しました。
今大会でネット記事で最も多かったのがペーサーについて、
男子五輪出場ラインの第二集団と女子日本記録を狙うペーサーが設定通りにラップを刻んでいなかったのは事実らしい。
有望選手がゴール後のインタビューで実際のところ、どのように発言したか真意はわからない。
市民ランナーレベルでもわかることだが、
1キロあたりのラップを秒単位で刻むのはペーサーであっても難しいこと、
しかも東京マラソンのコースは下り坂もあるから多少スピードも変わるのは当たり前だろう。
アスリートペーサーもロボットでなく人間、その日の体調や微妙な足の調子もあるだろう。
結論から申し上げるなら、
たとえアスリートのペーサーでもそのペースを信用しない方が良い、言うのが私の見解です。
ちなみに、私はフルマラソン大会だけで10回以上走っていますが、大会でペーサーについていったことは一度もありません。
ただ、自分と同じラップやピッチのリズム感が合うランナーさんとは結果的に10キロ〜20キロぐらい一緒に走っていることはあります。
ペーサーにつかない理由は、
ペーサーの周りには多くのランナーがくっついているので、
✅エイドが確実に取りにくくなる、時間がかかる(タイムロス)
✅人が多ければ足が引っかかって(引っ掛けられて)転倒するリスクが高くなる
東京マラソンでも第二集団の複数名ランナーが足が引っかかって転倒しました、
✅ランナーの中にはペタペタ足音の大きいランナーもいるので気が散る
たまに唾を吐く人がいる、
ペーサーについてなくてもかけられそうになったこともある、
そして、
✅そもそもマラソン大会のペーサーのラップを信用していない→ プロでない市民ランナーがペーサーである大会がほとんど
もしペーサーの1キロラップが狂えば、次の1キロでその分を修正しようとするでしょう。
市民ランナーペーサーも良い仕事をしたいでしょうから!
1キロごとにラップを上げ下げされたら後半になって自分がバテるだけです。
◉ラップは自分の時計で見れば簡単にわかること
私にとってはですが、ペーサーにつくデメリットの方が大きいのです。
あなたはどう考えますか?
それでもマラソン大会でペーサーにつくメリットの方が高いと感じていればそれで良いと思います。
ただ毎回のように、大会でサブ4、サブ35、サブ3のペーサーについているなら一度ペーサーから離れて違う景色を見ながら試してみる価値はあると思います。