マンツーマンランニング指導しているお客様で、股関節内側の違和感を訴えていた男性ランナーのTさんがいました。
長い距離を走ると痛みが悪化して、顔をしかめるような痛みが出るとのことでした。
ランニングフォームを初めて見た時は、
やや大きめの上下動、ストライドが長くピッチが遅いタイプ
下半身の筋力はあるタイプなので上記のような感覚で走れてしまうんですね。
しかし、フルマラソンでこの走り方をすれば、後半に脚が動かなくなり失速する確率が極めて高くなります。
撮影したところ、ランニングフォームの左右バランスが違っていたために右脚の股関節内側に圧迫されるストレスがかかっていたと判断しました。
動画を見せながらフォーム修正のアドバイスを行いました。
Tさんがランニング練習を継続したところ股関節の痛みはほぼ消失しました。
秋の金沢マラソンに向けて、痛みがないために順調にランニング練習を積み重ねています。
Tさんがフルマラソンをどのくらいのタイムで走れるか楽しみです。