秋のフルマラソン大会が刻々と迫ってきました。
暑くても頑張って走っているランナーは多いと感じます。
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当たり前ですが、
市民ランナーは、解剖学や運動学、整形外科学、トレーニング学の素人です。
私はプロだから、ちゃんと伝えます。
大会が迫っていても、走りたくても走ってはダメな時があります。
それは走っていて、
足裏、アキレス腱周囲、ひざ周辺、股関節に違和感や痛みがある時、
オーバーワーク(過用・練習しすぎ)
ミスユース(誤用・間違った使い方)
・オーバーワークだけの場合、
休んで、痛みがなくなれば走っても良いでしょう。
◉ミスユースの方が厄介です。
炎症状態が部分的、局所的に起きているため、
ランニングを休んでも治りにくい場合があるからです。
よくある一例が、
足底筋膜炎です。→ 字の通り、足底の、筋膜の、炎症状態です。
足底筋膜炎はオーバーワークよりもミスユースで引き起こされるランニング障害です。
だから、少し痛いぐらいなら、20キロぐらいゆっくり走ってもいいだろう🏃♂️🏃♀️
翌朝、起床して立ち上がると痛みは格段に増しています。
あなたの周りにそのようなランナーはいませんか?
レベル2の痛みが、20キロ走を行ったことでレベル4まで簡単にいってしまいます。
(レベルは5段階スケール)
レベル4になれば歩きでも痛みがあるレベルです。
もう、その日からランニング練習はできません。
3週間ぐらい走らなければ治るかもしれませんが、大会に向けて3週間走らなければその間にコツコツ頑張ってきた走力はすでに台無しです。
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もしあの日あの時、
走りたい気持ちを抑えて勇気を持って1週間だけ休んでいれば、早く治っていたかもしれない。
大会までの練習メニューは変更する必要があっても大会のスタート台に良い身体の状態で立てたかもしれない。
SNSなどで他のランナーの練習状況を毎回のように確認して、心のどこかで焦っていたり、
何がなんでもこの大会で、サブ5、サブ4、サブ35、サブ3を達成したいという目標意欲が気持ちを抑えきれない行動に出るのです。
もし、人生最後のマラソン大会にするならそれでも良いかもしれません。
私がお客様に伝えていること、
◉その場で両足ジャンプをして患部に痛みがあれば走って良くなることはない、高い確率で悪化すると伝えています。
◉両足ジャンプで痛くなくても、片足ジャンプで痛みが少しでもあれば、走れば悪化する確率は高いということです!
私が言い続けてきて、賢い選択をするお客様は増えました。
ランニングの故障を治すということはそんな簡単なものではありません。
当然ながら、整形外科のドクターは痛みがあれば走らない方がいいよ、マラソンは無理ですよ!と言います。
それは対処療法であり、
根本解決は、
あなたが身体の改善、フォームの改善に真摯に取り組む決意があるかどうかです。
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