あなたはいつ?フルマラソン対策で30キロ走をするのか決めていますか?
ここだけの話ですが、
あなたが前もって決めているタイミングがベターとは限りません。
おそらく多くのランナーは、計画して4〜3週間前にするでしょう。
もちろんそれで良いと思います。
しかし、
30キロ走を行う2、3日前に足や膝に違和感があれば行うべきではありません。
と、私はお客様に伝えてきました。
違和感や痛みを我慢して行えば、
『体は悪くなることはあっても、良くなることはまずありません。』と伝えています。
痛いのに計画通り頑張った❗️とメンタル的に満足感が勝るだけです。
大迫傑選手は、先日の大会で5000メートルを途中で棄権しました。
2019年の冷たい雨だった、東京マラソンでも棄権しています。
調子が上がらない時は棄権する、計画を変更する、
この勇気が必要です。
冒頭に、市民ランナーは3〜4週間前に30キロ走を計画しているランナーが多いと言いましたが、
計画が実行できなかった時の保険として、
5週間前に30キロ走を計画しておけば良いのです。
5週間前に行って無事に80点レベルでできれば、2週連続で行うか、次の週に行えば良いのです。
結果として、30キロ走を2回できれば万々歳でレースでは本来の力を発揮できる確率が極めて高くなります。
もし、5週前に行って違和感が出たとしても、
10日間ほど休んでもまだ時間はあるわけですが、
3週間前に行って違和感が出てしまえば、そこから10日間休めば目標を下方修正せざるを得ないのです。
完璧主義的なAタイプランナーほど、自分の体のことを無視する傾向があります。
『マラソンとは人生のメンタル』です。
市民ランナーは、マラソン以外に大切な仕事があります。
一度のフルマラソンのために、脚が痛いのに30キロ走をする理由はどこにもないと思います。(人生最後のマラソンならいいのかもしれませんが)
痛い経験は次なるステップになりますが、不安な痛みがあれば多くの人は心がどこかで病んでしまいます。
心が病んだ状態では、仕事に差し支えますし周囲の人にも良い影響は与えません。
私もランニングの故障で色々な経験をしています、
また多くのお客様の経験を糧に、私なりの考えでお伝えできることを記事にさせていただきました。